ご挨拶

 京都市中京区松竹町(竹屋町通両替町下る)に、京料理と醸造酒(ワイン、日本酒、ビール等)を愉しめる「御料理 懐石 イカロ」を2016年9月16日にオープン致しましてやっと2年目を迎えることができました。屋号の「イカロ」は、「伽」という漢字を崩してカタカナ読みにしたものになります。「伽(とぎ)」の漢字は、現代では単独で使われることはあまり見られなくなりましたが、「伽羅」(沈水香木の一種)や「お伽話」などと使われ、日本では主に話に纏る意味を持ちます。『寛いで食事やお酒を楽しみ、話をし、またそのために集う場でありたい。』という思いで名づけました。

 懐石イカロのコンセプトは、シンプルであること、ごまかしのないこと、華美と虚栄を入り込ませないようにすること、とらえ直しと刷新を続けること、分かりやすさを大事にするです。 その上で美味しく且つ美しくあるよう心がけています。 具体的なものでは出来立ての美味しさと、お米と出汁が「イカロ」の命です。 和食とおもてなしの基本でもあります。

 和の美意識のもとに組み立てられていくものであることを目指し、気を抜かぬよう日々をつとめています。仏門の話のようになっていきそうですが、お酒も置いているお店ですので、純粋にたのしんでいただけるのが一番です。日本酒のセレクトにも自信があり、褒めてもいただいております。 寛いで楽しんでくださる方が一番いいお客様であると思ってお迎えしていますので、美味しい料理とお酒、ささやかな美を味わっていただけると嬉しく思います。

 それでは、皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

                                             懐石 イカロ  店主

 

 

   ー   川 和す  しこうして 光る  そして ことほぐ  ー   

                              棗 蓋裏之書